工務店 経営 住友林業、オーストラリアで木造15階建てオフィス

皆さん、10月8日が「木材利用促進の日」って知ってますか?

「十」と「八」を組み合わせると「木」になりますよね。

だから10月は「木」の記念月間で

林野庁や国交省が主催でいろいろなイベントがあったりするんですよ!

→参考リンク

 

そんな10月、近年、木造非住宅分野に進出している住友林業が

NTT都市開発と組んでオーストラリアのメルボルンで

地上15階・地下2階のオフィスビルを

今年の12月着工、再来年の8月で竣工する

というニュースが入りました!

床面積は28,865㎡(約8700坪)!

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このオフィスビル、実のところではRCとの混構造なんですね。

地下2階から5階までの7階分がRCで

6階から15階までの10階分が木造です。

構造躯体で約4,000m³の木材を使用し

約3,000トン(CO2ベース)の炭素を固定すると試算しています。

この固定量を含めると、

建物の建築時(建材の原材料調達・製造・建築・解体などの過程)に排出されるCO2は、

全構造をRC(鉄筋コンクリート)造とする場合と比較して約4割削減したことと

同等の効果があるとのことです。

 

※日本で一番山林を持っている住友林業さんですから

国産材を使ってくれますよね?

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さらに建物を省エネや創エネ仕様にし、

再生可能エネルギー利用と炭素クレジットによるオフセットも組み合わせ、

建築物の使用時に排出されるCO2(オペレーショナル・カーボン)を実質ゼロ。

「ネットゼロ・カーボンビル」

を目指すそうです

なおオーストラリアでは2016 年以降の建築基準法改正で

中大規模木造建築が普及・拡大しつつあるそうで

このプロジェクトを契機に

環境負荷が低い中大規模木造建築を

オーストラリアで推進し、

ここで得た知見を日本にも還流して国内の同事業の発展に繋げるとのこと。

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中大断面集成材や直交積層材(CLT)を柱、梁、床に使用するみたいですので

これからの日本の間伐材利用におおいに活用してほしいです。

国産材が使われないことのひとつの理由として

強度などの認定がとれる製材所がまだ多くないことや

必ずしもすべてが良い材ではないことが挙げられています。

私も個人的には無垢の構造材が好きではありますが

CLTや集成材であれば必ずしも太い良材でなくても

活かすことはできるはずです。

どんどんウッドチェンジにつなげてほしいですね!

 

記事 一社)コミュニティービルダー協会 浄法寺亘

 

この記事を書いた人

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浄法寺 亘

福島県 喜多方市出身。県立会津高校、市立高崎経済大学卒。工務店の社会貢献やSDGs、国産材利活用を応援する「コミュニティビルダー協会」代表理事。現在動いているプロジェクトは「木ッズ絵画コンクール」。住宅情報サイト「ハウジングバザール」の運営にも携わっている。

1996年
東日本ハウス株式会社に入社

2009年
ジーレックスジャパン株式会社設立に加わる
住環境サイト『ハウジングバザール』運営担当

2016年
一般社団法人コミュニティビルダー協会理事就任
国産材利用とSDGsを応援 内閣府BEYOND2020認定団体 外務省SDGsマーク使用許可団体

講演履歴
住宅FC様研修・環境情報センター
工務店支援EXPO(於:東京ビックサイト)
鹿児島県庁「緑の工務店研修会」
ほか多数

著書:
頼みたくなる住宅営業になれる本
SDGsに取り組もう 建築業界編