建設業界の人材不足まだ続くのか?厚労省調査
公開日:
:
最終更新日:2025/01/06
工務店 経営

厚生労働省が2024年10月分の一般職業紹介状況を発表いたしました。その内容をもとに、建設業界の現在の求人状況についてお知らせいたします。
まず、建設業(採掘を含む)の有効求人倍率は5.34倍となり、前年同月比で0.13ポイントの減少が見られました。
一方で、新規求人倍率は8.67倍に上昇し、同0.48ポイントの増加を記録しています。
全産業の有効求人倍率が1.25倍、新規求人倍率が2.24倍であることを考慮すると、建設業の求人市場は依然として活発であることがわかります。
職種別に見ると、
建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は5.78倍(0.02ポイント減)
建設躯体工事従事者は8.70倍(0.42ポイント減)
その他建設従事者は4.85倍(0.28ポイント減)
電気工事従事者は3.33倍(0.05ポイント増)
土木作業従事者は6.49倍(0.01ポイント減)
となっています。
特に、電気工事従事者を除くすべての職種で倍率が低下している点に注目が必要ですがまだまだ人材確保は大変ですね。
また、新規学卒者を除く一般新規求人数は7万6808人で、前年同期比で0.2%減少しています。
この中で、
常用は7万766人(同0.2%増)
臨時・季節は1257人(同12.6%減)
パートタイムは4785人(同2.1%減)
と、雇用形態によって異なる動向が見られます。
就職件数は2015人に達し、
職種別では建築・土木・測量技術者が581人(6.3%減)
建設躯体工事従事者が243人(0.8%増)
その他建設従事者が552人(1.8%減)
電気工事従事者が401人(4.3%減)
土木作業従事者が946人(4.5%減)
となりました。
特に、躯体工事従事者の就職件数は、6月以来ひさしぶりに240人を超えた266人となり、一定の回復が見られました。
紹介件数については、
建築・土木・測量技術者が2166人
建設躯体工事従事者が460人
その他建設従事者が1335人
電気工事従事者が1020人
土木作業従事者が1750人
となっています。
工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら
商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置
友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook
工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール
関連記事
-
-
新規顧客を効率的に獲得する!工務店の集客術
2025/10/12 | 工務店
工務店経営者の皆様、日々の経営活動、本当にお疲れ様です。品質の高い施工でお客様の信頼を得る一方で、「...
-
-
イベント開催の失敗事例から学ぶ改善点
2025/10/07 | 工務店
工務店経営者の皆様、日々の事業運営、誠にお疲れ様です。お客様との信頼関係を築き、問い合わせや契約に繋...
-
-
住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)よりSDGs人材育成
2024/06/11 |
住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)より、業界従事者様に向けた新たな取り組みが発表されま...
-
-
人材コストを最適化する!工務店の利益向上
2025/09/17 |
工務店経営において、安定した利益改善を実現するためには、材料費や販売単価だけでなく人材コストの最適化...
- PREV
- 工務店 経営 住宅ローン減税、1年延長へ!
- NEXT
- 無印良品から猫用壁付家具販売!
























