工務店 経営 現在、最強の住宅会社
皆さんこんにちは
一社)コミュニティービルダー協会の浄法寺です。
初夏というよりも
このまま梅雨に突入してしまいそうな雰囲気ですね。
上棟を控えている建築会社さんからしたら
ちょっとドキドキでしょうね。
売上4兆4395円
経常利益3762円
過去最高の数字です。
どの会社のことでしょう?
答えは『大和ハウス』です。
なぜ大和ハウスは業績好調なのか?
いくつかの要因があります。
一つは海外への住宅事業の展開。
主にアメリカでの建売ですが、
積水ハウスに続いて
日本の高性能の住宅や
デザインは人気で
取得層も中高級層と
日本と同じ客層ですが、
海外の住宅価格は日本よりも
高く販売もでき収益に寄与しています。
また高齢者社会の一つで
相続を絡めた賃貸住宅事業や
物流や商業施設の開発も
相変わらず好調です。
戸建て住宅も好調で、
売上高が前年同期比21.5%増の6268億円(内、海外は2935億円)
営業利益が36.2%増の297億円となりました。
客単価も高く収益もよいです。
また2021年4月に最高級戸建て住宅商品「Wood Residence MARE-希-(マレ)」を発売。
テレワーク対応商品や家族で家事をシェアできる「家事シェアハウス」など、
社会や生活の変化をとらえた多数の商品と住まい方を積極的に提案して
多様化する顧客のニーズに合わせる取り組みも成果につながっていると聞きます。
営業面ではオンライン面談を増やし、Webサイト上で楽しく簡単に家づくりを
体験でき「Lifegenic(ライフジェニック)」など、デジタル化も加速させており、
リフォームや、自宅の住み替え・売却、家族の住まい探しや家具の提案なども行っています。
「総合力」が業界の中でも年々大きくなっているのを感じます。
大きくは創業期、
また樋口会長からの戦略の転換が功を奏しています。
総合力を生かし続けている大和ハウス。
住宅メーカーの域は当に超えていますが
戦略性と実行力。
両輪が重なり成果を出していると思います。
2023年3月期は、
戸建て住宅事業で売上高13.4%増の8900億円、
営業利益30.3%増の500億円を見込む。
グループ全体では、
売上高4兆5800億円、営業利益3500億円と引き続き増収増益を目指しています。
もともとは材木屋の息子から
プレハブ倉庫会社から住宅事業進出した
創業者の石橋信夫さん。
念願の10兆円企業への道はようやく五合目まで見えてきたのではないでしょうか。
今後も住宅業界のリーディングカンパニーの
動向は注視したいですね。
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