2018年度ウッドデザイン賞
みなさん「ウッドデザイン賞」って知ってますか?
グッドデザイン賞じゃないですよ!
ウッドデザイン賞
なんとなく聞いたことあるかな~、ぐらいの認知度かと思います。
元々は林野庁の補助事業で、国産材の利用を増やすために、木のよさや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度なんですね。2015年から始まっています。単にモノや商品だけでなく建築作品やプロジェクトなんかも対象になるんです。
というわけで今回の受賞作から僕が気になったものをいくつかピックアップしてみますね
1.日本発 木造のガソリンスタンド
外見は普通のガソリンスタンドですが地元(大分県日田市)の高級材「日田杉」を使った木造建築物です。
ここを経営する「日田石油販売」の瀬戸社長さんは木材会社も経営していて火や地震に弱いと思われがちな木造建築へのイメージを拭い去りたかった」と建設の目的を説明する。日田産のスギやヒノキを使ったそうです。
2.morinocoナイフ
豊かな森林資源を有する関市。林業の営みの中で廃棄される「ヒノキの枝」をmorinocoナイフのハンドルに使用しています。
最近は「肥後の守」とか使っている子供とかいるんでしょうか?
危険だからといって刃物から子供を遠ざける親御さんとかもいるようですが、このナイフは800人以上の子どもたち、親、教育者やナイフアドバイザーの声を反映し、0.1mm単位で調整を重ね、子どもたちが安全に、そして相棒として長く使ってもらえるナイフを開発したそうです。
刃物の形状、ハンドルの形状、折り畳みの機構。一つ一つを研究し、その試作品の数は100を越えたそうですよ。
3.nugui-tie
…大阪の工務店「蔵家」さんで作られた「木と手ぬぐい」でできたネクタイです。
かわいいですよね!
これは子供さん用のものですが、もともとは大人用のものです。
こんな感じです。
素材もいくつかありまして
左からブラックチェリー、ウォルナット、吉野杉、吉野桧です。
個人的には吉野杉が分かりやすくていいですね。
開発者の居蔵さんの言葉
「木の小物を作ると言ってもありきたりだとつまらないな。面白くて、自分たちが使えて・・・ と日々思い悩んでいました。
そんな時、ネクタイをつける機会がありました。
私たちはいつもカジュアルな服装で仕事をしているので、ネクタイをキチンと結ぶのはとても苦手です。簡単につけられるようなかっこいいネクタイが作れたらなぁ。と思いつきました。
一方で、手ぬぐいをタペストリーとして使う tape-bo を開発していた私たちは、「手ぬぐいと自然の木材組み合わせたらとても似合う」ことを知っていました。
nugui-tie はその発想から生まれました。
通すだけでいいような、ちょっと素敵なアイテムが nugui-tie です。
オフィシャルのコーディネートにも思っていたよりも自然に馴染み、ちょっとした会話のきっかけになってくれています。
何よりも手ぬぐいのユニークな柄を楽しみながら、手が拭けるから便利なんです。
ハンカチを持ち歩けばいいのですが、うっかり!なんてこともしばしば・・・でも、これなら着けた先の方でちょっと拭いています。もちろんメガネも拭います。」
面白いですよね!
こちらから購入できますよ↓
http://kuraya.thebase.in/categories/722341
記事 コミュニティビルダー協会代表 浄法寺
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