超軽量型吸音材「CALMOFOAM(カルモフォーム)」 松村工芸

公開日: : 最終更新日:2020/06/30 住宅設備・建材

   

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超軽量型吸音材「CALMOFOAM(カルモフォーム)」は、
今までに無い特徴を持った高性能吸音材です。
空気を通しにくく軽いのに中低音を吸音することができ、
空気を通しにくいので遮音性能もあるという今までにない吸音材です。

CALMOFOAMは、フェノール樹脂発泡体で作られた
今までに無い特徴を持ったハイブリッド吸音材です。

CALMOFOAMはフェノール樹脂という熱硬化性で硬いプラスチックを発泡しており、その構造は連続気泡体です。気泡体の密度が高いため空気を通しにくい構造になっています。

一般的な吸音材は柔らかく空気が通りやすい構造で、吸音メカニズムは空気伝播により音(振動)が吸音材内部の空気層を通過する事でエネルギーロスを起こし減音します。逆に透過性があり、吸音効果があっても遮音効果を望むのは難しいです。

音(振動)がCALMOFOAM表面にあたると振動としてとらえフォーム全体に伝わります。 内部は複雑な構造を持つ3次元多孔質(セル)で出来ていますので振動がセルを通過する事でエネルギーロス(減音)を起こしていると考えています。特に中低域の吸音性が質量に頼らなくて良いのが大きな特徴になっております。

音を振動として捉えて伝える事ができるのはCALMOFOAMが砂を固めたような発泡構造であり、中低音の吸音性能は透過性の高い周波数を均一の力でしっかり受け止めているのが要因では無いかと考えられています。似た構造のウレタン吸音材と比較してみれば振動の受け止め方の違いがわかっていただけると思います。

空気の流れに対して抵抗が高いため遮音効果もあるのです。また、極端な吸音をしないためデータ上では中高域の吸音が他の吸音材より低いように感じるかも知れませんが、実は極端な吸音差が出ない事で調音性を感じる事が出来ます。人の耳に届く音が不自然ならないため快適な音環境になります。

CALMOFOAM(カルモフォーム)
https://calmofoam.com/

   

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