【暮らしのコラム】子育てのゴール自立するってどういうこと?

公開日: : コラム

   
   

こんにちは!

一般財団法人ほめ育財団 ほめ育ママ代表の中村玉子です。

前回の「ほめ育ワンポイントアドバイス」は“家族のルールを1つ決めてみよう”でした。

いかがでしたか?普段忙しいご家庭でも、年に数回、家族全員で家族の在り方を話し合う・見直す機会を持てるといいですね!

さて、今日のテーマは『子育てのゴール。自立するってどういうこと?』

子育ての目的

ほめ育が考える子育ての目的は正しい判断を身につけ、自立することです。

何をほめられ、何を叱られたか、その基準が明確であることで徐々に記憶として蓄積され、その判断力がついていくのです。

ですから、ほめたり叱ったりするときは、この「自立」という目的に繋がっているかを考えてみてください。

そして気を付けたいことは、手段や目標が目的化してしまうことです。

目的とは最終的なゴール、目標とは通過点であり、一つの手段です。

例えば

目的:子どもの自立・幸せ

目標:志望校合格

手段:勉強

この場合、目的はあくまでも「子の自立・幸せ」です。そのための手段・目標はいくらでもあり、もし受験などがうまくいかなかっとしても何度でもやり直すことができるのです。

現代の子どもたちに求められているものは、自主性、そして自己を肯定すること。つまり自分自身をほめ、大切にしていくことです。そして私たち大人は、子どもたち一人ひとりの可能性を本人以上に信じ関わることが大切です。

人自分辞書

人はみな、自分の中に「自分辞書」をもっています。どういうことかというと、一つ一つのことについて捉え方・定義がそれぞれ違うのです。

例えば、「きちんと」という言葉。きちんと勉強するとは、決められた内容をこなすことなのか?予習復習までしていることなのか?それとも、姿勢よく勉強していることなのか?背中が伸びていることなのか。集中していることなのか。

「きちんと」の受け取り方には、なん通りもの解釈があります。ほめ育ではまず、この定義を揃えることをおすすめしています。

「ちゃんと勉強しなさい!」といっても、全く変化がない。そのようなときは一度、「ちゃんと勉強する」とはどういう状態のことなのか、話し合いにより丁寧にすり合わせることが大切です。

子どもの夢

お子さまが何か夢を語ったとき。それが親の望むものでなかったり、突拍子もないようなことだったら、皆さんはどのような言葉をかけますか?

ほめ育では「神メモ」という夢を叶えるためのメゾットがあります。多くの人は、夢を叶えようとするとき、長い階段を全速力で駆け上がろうとします。そのため、夢を叶えることは「辛い」「苦しい」と思いがちですが、本来はワクワクするものなのです。

子どもが夢を語ったり何かを選択をした時、まずは共感し応援する姿勢でいることが大切です。

大人の一方的な指示・命令や強制。これらは子どもから自主性を奪い、子育ての目的である「自立」から大きく遠のいてしまいます。

●今日できる「ほめ育ワンポイントアドバイス」 “子どもの決断を尊重しよう”

誰もがお子さまの幸せを願っておられると思います。だからこそ色々な助言もしたくなりますね。ですがまずは、お子さまの発言・考え・選択を尊重することを心がけてみましょう。驚くようなことがあったときは「新しいね!」と一旦受け入れてみてください。そのように、自分で決断することを繰り返すことで、お子さまの自立へとつなげることができます。

次回のテーマは「家庭でグローバル人材育成!今日からできる!“家族ほめる会議”」です。

今日もパパ・ママに!

   

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