コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

工務店経営 住宅の本質を考えると新しいサービスが産まれてくる。

公開日: :

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石坂産業 産廃会社の革新として有名ですね。

自分達の仕事のあり方が書かれています。

お元気ですか?

今日も良きことが起こることを願います。

こちらは千葉県ですが、

大雨が降っています。

梅雨らしい、ジメジメしています。

沖縄では、既に梅雨が開けたそうですが

本州はまだこれからが本格的な梅雨シーズンです。

さて、昨日は産廃業で有名な石坂産業さんへ

企業視察でお邪魔していました。

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整理されているゲート

産業廃棄物で再現率が95%という

驚異的な数字を出すことで有名になり

それだけでなく、最先端設備の導入や

仕事の仕組みに工夫を凝らし

今や世界中から視察が来たり

国からもモデル企業に認定されてたりと

凄い企業というイメージを持っている方は

いると思います。

視察では、入社5年目の女性社員と

社長自ら色々とご案内して頂けました。

社長が曰く、

新卒社員が来るというのは

今までの産廃会社では考えられず

まして、女子社員。

聞けば、案内してくれた方は神戸大学出身で

その他新卒では、京都大学、一橋、早稲田大学など

いわゆる優秀な若者が多いそうです。

入社の理由は、

会社ビジョンへの共感だったそうです。

しかも、三年前からは定期採用をしているそうですが

それまでは定期採用はしておらず、

色々な情報を調べて

学生のほうから採用への問い合わせがあったそうです。

そして入社した女性社員から

定期採用が良いという話を社長が聴いて

始めたものの、毎年大勢の入社希望が絶えないそうです。

地方の中小企業でそこまで人気があるというだけでも凄いですね。

さて、そこまで人気が出てきたのはきっかけがあります。

昔のニュースで所沢ダイオキシンというのは

聞いたことがありませんか?

結局は誤報だったのですが、

ちょうどこの報道があった場所には産廃業者が

集中してあり、その中でも石坂産業さんは、

ちょうどこの頃に、新しい設備を入れて
(しかもダイオキシンを排出しない設備)

いたのですが、新しい設備で目立つこともあり

マスコミや地域住民から

出て行け運動を起こされて、大変な状況だったそうです。

話はそこから始まりました。

父親から事業を受け継ぎ

社内改革を行います。

その結果6割の社員がやめていったそうです。

そして、産廃業の原点とは?

創業者である父の想いとは?

仕事をさせて頂いているこの地の成り立ちとは?

このように、自分を取り巻く歴史と原点を探していったそうです。

そこで、なんとなく漠然としていたものが見えてきた。

ということです。

産廃は、簡単に言えばゴミです。

しかし、そもそもで本当にゴミなのか?

上手に分別すれば再資源化できるのはないか?

しかし何故やらないのか?

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もし、再資源ができればどんなに良い社会になっていくか?

そう考えて様々な改革を実行します。

いくつもありますが、

一つだけ例をあげると

産廃工場のとなりに

里山公園をつくっています。

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産廃工場のには、このパネルがいくつも飾られています。

ここでは、産廃から再資源化をする際にでる

エネルギーをつくったり、熱を温泉にしたり

またレストランを作ったりしています。

ここで体験してもらうことで

再資源化や本来の自然環境を学んで頂こうという

試みです。

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レストランに併設されているショップではオーガニックをテーマにした

商品がおかれています。

 

私もいきましたがとても料理も美味しく楽しめました。

年間、4万人の来場があるそうです。

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入り口はこんな感じでとても産廃の会社とは思えません。

ここでは、環境のことを楽しみながら学ぶことを大切にしているそうです。

つまり、産廃とは環境適用業でもあり、再資源業であると

確信したそうです。

前に記した、新卒の優秀な学生さん達は、

環境や資源、エネルギーに関心がある方々がおおいそうです。

そして、社風でも良い発案をしたら

みんなで取り組もうという社風であって、新卒者はそれが

魅力の一つであるそうです。

さて、工務店様でいえばどうでしょうか?

石坂産業さんの事業本質は、再資源事業であり、環境適用業と

いうのが本質と捉えて、事業に邁進されています。

IMG_2808全て屋内処理にして近隣に迷惑をかけない。

そのため、電気式の産業用機械をメーカーと共同開発した。

会社の躍進もそれからといっても過言では有りません。

皆さんの工務店様は、社会に何を提供しているのでしょうか?

住まいづくりやリフォームは何が本質なのでしょうか?

実は、先行して進んでいる地域工務店では

ただ家を建てるとか、リフォームするということだけでなく

もっと本質的なところから事業を考えて取り組んでいたり

既に成功されている工務店さんもあります。

このコロナ禍は、社会に大きくインパクトを与え

そして生まれ変わらせようとしているのだと思うのです。

建築業から新業態を考え、進化していきませんか。

全くそこから新しい風景が見えてくるのです。

その流れの中で、直ぐ出来ることとして

人とのつながりということは

非常に大きいポイントです。

広告ではなく、知っている方から

買いたいという方が非常に増えてきているのです。

これは、WEBの情報が信頼性が少し薄いという

こともあげられるでしょう。

そんな理由で、信頼できる人から買いたい、

相談したいという方は増えているんですね。
今でも、工務店の中でもSNSやWEBに長けている
会社もあります。

一方これから本格参入しようという住宅メーカー。
この戦略がこれからの住宅市場の中でも

大きな節目となりそうです。

工務店からすると侮ってはいけませんが
怖がる必要はありません。

しかし、今から手は売っておきたいものですね。

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